鹿児島市高麗町。
古くから地域に根ざし、創業80年の歴史を紡いできた『納病院』。
その関連施設として、在宅介護の現場を支え続けている『ヘルパーステーション甲南』。
今回お話を伺ったのは、管理者であり在宅ケア総合支援センターのセンター長も務める新留さん。
かつて都内で法学部を卒業し、全くの未経験無資格からこの世界に飛び込んだ新留さんは、訪問介護の現場に魅了され、気づけば入職24年目。
「1対1で向き合う訪問介護こそが、自分の天職」と笑顔で語る新留さんの周りには、実家やお母さんのような温かさで新人を包み込む、ベテランヘルパーたちが揃っている。
病院併設という圧倒的な安心感と、家族のような絆が生み出す、ヘルパーステーション甲南の「現在地」を覗かせてもらった。
管理者の新留さんにお話を聞きました!

かいご図鑑編集部新留さん、本日は宜しくお願い致します!



こちらこそ宜しくお願い致します、何でも聞いてください。



それでは早速、新留さんのこれまでのご経験に関して教えてください!
法学部から未経験で24年。私が訪問介護を「最高の職」だと思える理由



プロフィールを拝見して驚いたのですが、大学は法学部をご卒業されて、最初は事務職をされていらっしゃったんですね。
そこからどのような経緯で介護業界へ、しかも『納病院』に入職されたんですか?



そうなんです、最初は全然違う業界にいました(笑)
その後、働きながら理学療法士を目指そうかなと考えていた時期があって、たまたまご縁のあった納病院の前事務長に相談したんです。
そうしたら「それなら、まずは訪問入浴のポジションが空いているから現場をやってみないか?」と提案をいただきまして。それがこの世界に飛び込んだキッカケですね。



なるほど!
全くの未経験の状態だったかと思いますが、最初はどのような業務からスタートしたのですか?



当時は無資格・未経験でしたので、最初の3年間は訪問入浴の「オペレーター」として、機材運搬や運転などの体力仕事がメインでした。
現場を経験しながら資格を取って、訪問介護の魅力を少しずつ知って、気付けば現在入職24年目で本当に良い職に出会えたと毎日感じています。
家族にも話さない本音。利用者様やご家族からの手紙は一生の宝物



やりがいのある楽しい仕事!と思えるようになるまで、1対1の訪問ならではの緊張や大変さもありましたか?



慣れるまでは緊張で毎日、本当にクタクタになりましたね、、(笑)



そうですよね、、、いま思い返すとどのような点が主に大変だったなと感じますか?



そうですね、、利用者様のご自宅に1人で行くという点でしょうか。
もちろん最初は利用者様も緊張されている状態ですので、業務をしながらも少しでも利用者様が自然体で過ごせるように試行錯誤しました。



そこが訪問介護の難しさでもあり、腕の見せ所でもありますよね?



私はもともと人の話を聞くのが好きでした。
訪問介護は1対1でじっくりお話を聞きながら向き合えるので、そこが自分にすごく合っていたんだといま思えば思います。
「1人1人に丁寧に向き合った介護をしたい」という方には最高の環境だと思います。



1対1だからこそ、信頼関係が深まる喜びも大きそうですね。



本当にそうです!
毎週訪問を重ねるうちに、ご家族にすら話さないような本音や思い出話を、私にそっと打ち明けてくれる瞬間があるんです。
その関係性になれた時は、この仕事をしていて本当に良かったと心から思いますね。



新留さんが来るのを「待ってくれている人」がいるのは、何よりのモチベーションになりますね。



「新留さんが来るのを楽しみにしてたよ」という言葉や、利用者様やご家族からいただく感謝の手紙やメールは、今でも私の『一生の宝物』で仕事冥利に尽きますね。
関係性は「親戚や実家」。新人をみんなで気にかける温かい職場
介護業界への転職で、多くの求職者が最も重視する「職場の雰囲気」。
ヘルパーステーション甲南のスタッフはベテラン揃いで、そこには転職検討者の誰もが憧れる、新人を優しく包み込む温かい空気が流れていた。
社歴の長い大先輩が6名。「お母さん」のような面倒見の良さ



求職者の方が一番気にするのが「どんな人が働いているか」「馴染めるか」という点なのですが、実際のところ職場の雰囲気はいかがですか?



よくありがちな表現ですみません、本当の本当に「家族」や「仲の良い親戚」のような関係性ですね。
所属しているヘルパーさんは私を含めて10名なのですが、そのうち70代が6名、60代が1名で私よりもヘルパーステーション甲南での職歴が長い大先輩が6名もいるんですよ。



管理者である新留さんよりベテランの大先輩が6名も!
大先輩たちに囲まれると、新しく入職する人は少し緊張してしまう方もいるのではないでしょうか?



その心配は全く要りません!
私が若いときは色々とご指導頂きましたが、それからもう10~20年経っているので、皆さん角が取れてとても温厚な方ばかりです(笑)
経験も年齢も重ねている分、心にすごく余裕があるんです。
「こんなこと聞いたら怒られるかな……」と萎縮するような雰囲気は一切ありませんね。



質問もしやすく、安心して飛び込めるのは良いですね!
介護業界や訪問介護の経験が少ない方からすると、とてもありがたい環境ですよね。



「お母さん」みたいに新人の面倒を本当によく見てくれます(笑)。
「今日どうだった?大丈夫だった?」ってみんなが常に気にかけてくれる。
この抜群のチームワークがあるからこそ、利用者様の情報共有や業務改善の意見も、年齢やキャリアに関係なくお互いにフラットに言い合えるんです。
「ベテラン揃い」という言葉のイメージが良い意味で覆る、まさに「実家のような居心地の良さ」が新留さんのお話からリアルに伝わってきました。
そんな頼もしい先輩たちに囲まれた職場ですが、1人で訪問する業務の特性上、未経験者にとっては「最初の独り立ち」への不安がつきまとうもの。
次に経験の少ない方や入職したばかりの方へのサポートについて伺いました。
【訪問介護】が不安なあなたへ。併設の「納病院」と連携した安心の研修体制
訪問介護への転職をためらう最大の理由として挙がるのが、「最初から1人で利用者の家に行くのが怖い」という不安。
しかし、医療法人隆仁会が運営する同事業所では、病院母体ならではの強みを活かした手厚いバックアップが用意されていた。
焦る必要は一切なし。先輩との同行訪問で「3ヶ月」かけてじっくり独り立ちへ



訪問介護が未経験の方や、ブランクがある方だと、「いきなり1人で訪問して何かあったらどうしよう」と不安に思う方が多いですよね。



その不安は当然だと思いますし私もありました。でも安心して欲しいのがうちではいきなり1人で訪問に行かせることはありません。
無資格未経験の状態でもまずは併設している『納病院』で看護補助者として実践的にも座学的にも基礎を学んでもらいます。



病院併設だからこそ、医療や介護のしっかりとした様々な研修サポートがあるのは大きな強みですね。その後の現場研修はどのように進むのですか?



現場には先輩職員が必ず同行します。
まずは先輩の動きを見てもらい、徐々に業務を覚えていく形です。私たちは、「3ヶ月後の独り立ち」を一旦の目標としています。



介護施設だと1ヶ月以内で独り立ちというケースも多く聞くので、そういった面が心配で訪問介護へのチャレンジを戸惑っている方も安心ですね!



もちろん訪問介護経験者であれば短くなることもあります。
全ての介護職に関して言えるかもしれませんが、特に訪問介護は1対1という事もあり、技術だけでなく「利用者様との信頼関係を築くこと」が何より重要なんです。



確かに。。。
信頼関係が出来上がっていない状態では利用者様も困惑してしまいますね。



だからこそ焦る必要は一切ありません。
しっかり時間をかけて、お互いの相性や仕事の流れに慣れていってもらいますし、病院とも連携してチーム全体でサポートするので、安心して飛び込んできてほしいですね。
実践面や座学面での手厚いサポート、そして何かあればすぐに相談できる病院連携の存在は、未経験者にとってこれ以上ない安心材料だと感じました。
この環境だからこそ、新留さんも「安心してチャレンジして欲しい」と断言出来るのだなと実感しました。
施設の人間関係に疲れたら。「訪問介護」という選択肢


「介護の仕事は好きだけど、施設内の職員同士の人間関係に疲れてしまった……」という理由で業界を離れようとする人は少なくない。
しかし、1対1で利用者と向き合う「訪問介護」という働き方を選んだことで、もう一度介護の楽しさを取り戻したスタッフが、この業界にはたくさんいる。
1対1の訪問だからこそ「介護のやりがい」を思い出せる



特別養護老人ホームやデイサービスなどの「施設」で働いていた経験者の方にも、ぜひ訪問介護にチャレンジしてほしいとお話しされていましたね。



「介護は好きだけど、職員との人間関係などにちょっと疲れてしまった」という方をこれまで多く見てきました。
そういう方にこそ、訪問介護という職種をぜひ選択肢に入れてほしいんです。



施設は常に他のスタッフの目が近くにありますし、業務の進め方やスピードを周りに合わせないといけないプレッシャーもありますよね。



そうなんですね。
訪問介護は、利用者のご自宅に入れば完全に1対1の世界です。
大前提、好き放題に何でも自由にして良いという事ではありません。
ですが施設に比べると他の職員の目を気にする必要はありませんし、その時間は目の前の利用者様のことだけを考えて、自分が理想とする丁寧な介護に100%集中できるんです。



施設で経験のある転職活動をしている介護職の方って、どうしても次の職場も「施設」だけを候補に入れて、訪問介護を選択肢から外してしまいがちな印象があります。



そういうイメージはありますとね。
実はうちの職場はすごく離職率が低いんです。
職場の人間関係や雰囲気の働きやすさの面と、一度訪問介護をやってみると、施設では味わえなかった『1対1ならではの深い魅力』に気づく人が多いからだと思います。
様々な理由で介護を諦めそうになっているなら、最後にもう1回だけ、うちでチャレンジしてみてほしいですね。
次の選択肢は「訪問介護」も入れて欲しいという言葉に、新留さんがいかにこの職を好きだと思えているのかというのが分かります。
次は法人全体で進められている「業務効率化」とそれに対しての事業所の対応についてお聞きしてみました。
進むIT化。業務を効率化した先にある「残業なし」の現実


「手書きの書類が多くて、定時に帰れない」「持ち帰り残業がある」。
そんな介護業界のイメージを覆すため、ヘルパーステーション甲南では、法人全体で大胆なデジタル化を推進。
スタッフの負担を徹底的に減らす環境づくりを行っていた。
スマホが苦手な世代も安心。全員が便利に使いこなせるまでのサポート体制



介護現場の大きな悩みとして「書類業務の多さによる残業」がよく挙がりますが、こちらの事業所ではいかがですか?



法人の体制が変わったこともあって、少しずつIT化を進めているんです。
現在はスマホで出退勤の打刻などが出来るようになりました。
また最近、ケアプラン連携システムを導入したことで、各事業所間でのFAXでのやりとりが減ってきたのは助かっています。
近い将来、訪問記録などの書類作成も出来るように動いていければと思っています。



先ほどスタッフの平均年齢が少し高め(60〜70代)とお聞きしましたが、デジタル化に対して最初は戸惑いや抵抗感はありませんでしたか?



正直に言うと、最初はやっぱり「スマホの操作が苦手、難しい」という声もありました(笑)。
でも、この業界でもIT化は必須になってきますし、最終的にスタッフ全員の働きやすさに直結して得しかないのでしっかり講習会を実施したんです。



私の両親も色々なWEBサイトのログインIDやパスワードなど分からなくなったと連絡が来ることがありますので、現場の皆さんの気持ちは理解出来る気がします(笑)



一度慣れたら簡単なので今では便利に使いこなしていますよ。
こうした業務改善なども実現出来ていることが、残業時間がほぼゼロを実現出来ている1つの要因でもあると思います。
【求人:常勤&非常勤を募集】午前のみ、スポット、日曜固定休も選べる柔軟さ
どれだけ人間関係が良くても、自分のライフスタイルに合った働き方ができなければ長くは続けられない。
ヘルパーステーション甲南では、家庭を最優先にしたいパート希望者から、安定して働きたい正社員希望者まで、一人ひとりの希望に寄り添う驚くほど柔軟なシフト体制が用意されていた。
いまお断りしている利用者様をお受けしたい。だからこその「前向きな採用」



現在のヘルパーさんの具体的な募集状況について教えてください。
どのような職種や雇用形態で募集されているのでしょうか?



現在は、常勤(正社員)を1〜2名、非常勤(パート)も1〜2名募集しています。



どちらを希望されても問題ないという事ですね?



本当にありがたいことに、私たちの事業所の雰囲気を気に入ってくださって「仕事を任せたい」というご連絡を多くいただいていますが、現状の人数だと泣く泣くお断りせざるを得ない状況でして……。
新しく仲間を迎えて、より多くの利用者様をお受けできる体制を作りたい、という前向きな募集です。



必要資格などはありますか?また、未経験だと難しいでしょうか?



基本的には訪問介護には「初任者研修」以上であれば大歓迎です。
もし無資格であっても、併設の納病院で基礎を学びながら資格を取得し、その後にヘルパー業務をスタートすることも可能ですし男性の応募も大歓迎ですよ!



それは子育て世代や、プライベートを大切にしたい方には最高の環境ですね!正社員(常勤)の方の働き方はいかがですか?



常勤さんの働き方は基本的には以下のようなイメージになりますね。



非常勤さんの働き方は基本的には以下のようなイメージです。
午前と午後の間の空いた時間だけスポット的に働いている方もいらっしゃいますので、まずご相談からでも可能です!



「週2日出勤」「午前のみ出勤」「1時間単位の有休も可能」など、個人のライフステージに合わせて柔軟にシフトを組まれている印象です。



そうですね!
今回の応募で人が増えればさらに柔軟なシフトが組めて、働かれている方同士もより一層協力し合って、プライベートも充実しながら訪問介護という魅力ある仕事で頑張れると思っています!
応募前に知っておいて欲しい事



訪問介護の魅力やヘルパーステーション甲南の雰囲気、受け入れ体制など応募に興味を持たれる方はとても多いかもしれません!
なにか「応募前に知っておいて欲しい事」はありませんか?



そうですね、、
ご自宅にお伺いして様々な業務をする中で「調理業務」が発生する利用者様もいらっしゃいます。
調理が苦手な方にはなるべくその業務が発生しないように努力はしますが、シフトの兼ね合いなどの関係でやらないといけないタイミングも来ると思いますのでそこだけはご理解頂きたいです。



これも訪問介護ならではのお仕事の1つかもしれませんね。
調理は出来て悪いことは決してないかと思いますので、これも自分自身の1つのスキルアップとしてチャレンジして欲しいですね!
ヘルパーステーション甲南の「働きやすさ」データまとめ



新留さんも管理者だけではなく、実際にまだ現場でヘルパーさんとしても動かれていますので男性も興味があればぜひチャレンジして欲しいですね!



そうですね!
法人の経営戦略室が「学びながら働ける環境」を目指して、本当に色々なサポートを提供してくれますので、とにかく男性女性関係なく、また経験の有無も関係なくチャレンジして欲しい気持はありますね!
かいご図鑑編集部のまとめ
「訪問介護は1対1だからこそ、信頼関係を深く築ける天職」
新留さんのこの言葉に、今回のインタビューのすべてが詰まっていたように感じました。
施設の忙しさや人間関係にすり減り、介護の仕事そのものを諦めかけている人にこそ、この場所の「1対1で向き合える気楽さと深さ」を知ってほしい。
平均年齢は高めですが、それは新人を我が子のように温かく包み込む「お母さん」のような大先輩が揃っているということ、さらに病院母体という圧倒的な安心感、手厚い様々な研修などなど未経験からでも焦らずに一歩を踏み出せます。
併せて「1時間単位の有休取得」や「スポット勤務」など、大手に負けない柔軟な仕組みで働く人を守るヘルパーステーション甲南。
もしあなたが今、周囲の目を気にせず「目の前の利用者様のためだけの丁寧な介護」を取り戻したいなら、迷わず新留さんたちの事業所でチャレンジして欲しいと心から思っています。




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